引越し時に布団の荷造りは自分でやる?効率よく梱包する方法や処分方法を紹介

引越しの際、布団をどのように梱包し、準備するかはよくある悩みの一つです。

引越業者が布団の運搬をサポートしてくれるのか、自分で準備しなければならないのか、また引越し当日まで布団を使いたい場合にどう対処すればよいのかなど、疑問は尽きません。

この記事では、引越し時における布団の取り扱いに関する有益な情報をお届けします。

引越し業者は布団も運んでくれる?

引越しで布団やその他の寝具を運ぶのは、通常引越しサービスに含まれていることが多いです。

ですが、もし心配な点があるなら、追加料金が必要になるかどうかを含め、事前に引越し業者に問い合わせておくことをお勧めします。

引越し業者による布団の梱包サービス

布団の梱包については、多数の引越し業者が対応しており、専用の布団カバーを使用して安全に運搬してくれます。

ただし、これらのカバーは再利用品であることが多いため、新しいカバーを希望する場合は、事前に引越し業者にその旨を伝え、自分で準備することも考えられます。

また、何らかの理由で自分の寝具に他人が触れることを避けたい場合は、自分で梱包する方法もあります。

自分で布団を梱包するテクニック

自分で布団を梱包する場合、購入時についてきたカバーを活用するのがベストです。

これらのカバーは輸送を想定した設計になっており、衝撃への耐性があります。

オリジナルカバーが無いときの対策

購入時のカバーが手元にない場合は、ホームセンターなどで販売されている布団用の収納袋や、布団を圧縮できる袋を利用することをお勧めします。

特に圧縮袋を使用することで、荷物をよりコンパクトにすることができ、引越し業者の方も運びやすくなります。

ただし、羽毛布団の場合は圧縮袋の使用を避けるべきです。圧縮により布団のフワフワとした質感が損なわれ、元の状態に戻りにくくなる可能性があります。

自分で布団を梱包する際のポイント

自分で布団を梱包する際には、布団の種類に合わせて梱包する順番を考えると良いです。

具体的には、まず敷布団から始め、次に毛布、最後に掛布団を袋に入れ、袋を逆さにして仕上げます。

この順序で梱包することで、敷布団と毛布の重さが布団を自然に圧縮し、より効率的に梱包することができます。

布団で割れ物を包むのは避ける

布団を梱包する際に、割れ物を布団で包んで保護しようとする方法は避けた方が賢明です。

布団は割れ物を適切に保護するには柔らかすぎるため、輸送中に割れ物が破損する可能性が高くなります。

さらに、予期せぬ事故が発生した際には、作業員が怪我をするリスクもあります。

安全を第一に考え、布団を緩衝材代わりに使うことは控えましょう。

布団をダンボールで運ぶ方法について

布団をダンボールで運ぼうと考える方もいるかもしれませんが、できる限りこの方法は避けた方がいいでしょう。

ダンボールを使って布団を運ぶことは可能ですし、何らかの保護は提供できるかもしれませんが、ダンボールは湿気を吸いやすいため、布団にとってはあまり適した環境ではありません。

湿気が原因でカビが生えるリスクがあり、カビが生えた布団はもはや使用することができません。

そのため、布団を保護するためにも、ダンボールでの運搬は控えることをおすすめします。

引越し当日まで布団を使用する場合の対処法

引越し当日まで布団を使い続けたい場合、適切な準備が必要になります。

転居業者に梱包を依頼する場合は、特に事前にやるべきことはありません。ただ折りたたんでおく程度で問題ありませんし、後は業者が梱包をしてくれます。

自分で梱包をする場合は、時間に余裕を持って準備することが大切です。

意外と布団は重たいもので、思ったより時間がかかることがあるため、できるだけ早めに梱包作業に取り掛かるようにしましょう。

不要な布団の処分方法について

新居への引越し時に不要になった布団をどのように処分すれば良いかは、引越し準備の中でも重要な課題の一つです。

大型ゴミとして処分する

布団はそのサイズのため、通常の家庭用ゴミとは異なり大型ゴミに分類されます。

そのため、ほとんどの自治体では大型ゴミ回収サービスを行っており、この方法が最も一般的です。

このサービスを利用する場合、手数料がかかることが多いですが、確実に処分することができる利点があります。

布団を切り分けて通常のゴミとして出す方法もありますが、適切な工具が必要で、また、綿が飛び散るなどして後片付けが困難になるため、あまり推奨されません。

引越し業者による処分依頼

自分で大型ゴミとして処理するのが難しい場合は、引越し業者に不用品の処分を依頼することができます。

多くの引越し業者は不用品回収サービスを提供しており、この方法がコスト効率が良い場合もあります。

サービスを利用する前には、費用について事前に確認しておくと良いでしょう。

リサイクル業者への依頼は難しい

布団は使用感や清潔さを重視される生活用品であるため、リサイクル業者による引き取りは難しいことが多いです。

ほとんどの場合、リサイクル業者から断られることが多いので、この方法で処分を考えている場合は、複数の業者に事前に問い合わせることをお勧めしますが、成功する見込みは低いと考えておくべきです。

慈善団体や動物保護団体へ寄付する

リサイクル業者での布団引き取りが難しい場合でも、慈善団体や動物保護団体へ布団を寄付することができるかもしれません。

これらの団体は寄付された物資を大いに利用することが多く、粗大ゴミとして処分するよりもコストを抑えられる可能性があります。

寄付を考えているなら、寄付が可能かどうかを事前にその団体に問い合わせることが大切です。

さいごに

引越し時に布団をどう扱うかは、一般的に引越し業者のサービスを利用することが多いです。

引越し業者は通常、布団の梱包も行ってくれますが、個人的な理由で他人に触られたくない場合には、自分で梱包することも可能です。

不要になった布団を処分する場合には、引越し業者による処分サービスの利用や、必要としている団体への寄付が良い選択肢になります。

寄付を検討している場合には、事前に団体と連絡を取り、寄付の可能性について確認しておくと良いでしょう。

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