新居へ引っ越した後に試したい、盛り塩による浄化のステップと基本知識

新居に引っ越しする際、不運や悪影響を避けたいと考えて、盛り塩を含む浄化作業を事前に実施することを望む方は少なくないでしょう。

特に賃貸物件の場合、前の住人から残されたエネルギーが気になり、心理的な安心を得るためにも浄化を行いたくなります。

新築の家でも、その建築に携わった人たちのエネルギーを清めたいと思うことがあるでしょう。

この記事では、新居での浄化として盛り塩を行う際の適切な方法、その手順、そして知っておくべき基礎知識をご紹介します。

新居へ引っ越した際、盛り塩によって運気を向上させる方法とその由来

新居に引っ越す際に運気を浄化し、良い出発を切りたいと思う人たちが古くから行っている盛り塩は、珍しいことではありません。

塩は昔から浄化の力があるとされ、さまざまな場面で清めのために使われてきました。たとえば、葬式の後に参加者が自身を塩で清める風習が存在します。

このように、人々は周囲のエネルギーに影響を受けやすく、特に新しい住まいへの変更時にはその効果を期待したいものです。

賃貸の場合、表面は清潔かもしれませんが、前の住人が残したエネルギーまで清めることは難しいことがあります。

前住人がどのような生活や感情を持っていたかはわかりませんが、さまざまな負のエネルギーが残っている可能性があります。

そんな背景から、塩の浄化効果に期待を寄せて、新しい家での幸せを願いながら盛り塩をするわけです。

引越し時だけでなく、日々の生活の中でも盛り塩を続けている人は多くいます。

特にキッチンやバスルームなど、風水上「不浄の場」とされるエリアには盛り塩が推奨されています。

筆者も実践中で、定期的に塩を新しくすることで、なんとなくですが生活がより安定し、快適に感じることがあります。

盛り塩の正しいやり方

古くから、邪気を払い厄を避けるために盛り塩が行われていますが、単に塩をばらまいたり置いたりするだけでは十分な効果は得られません。

正確な手順で盛り塩をすることが大切です。以下に、その手順をご紹介します。

正しい盛り塩の形の作り方

通常、盛り塩は三角錐形か八角錐形に作ります。特に八角形は風水上で良い形とされており、この形を選ぶ人が多いです。

形を作る際は、あらかじめ硬い紙で型を作っておくと作業がしやすくなります。

そして、作った塩の形を清潔な白い小皿に乗せるのが一般的な方法です。

選ぶべき塩の種類

盛り塩には、通常の食卓塩ではなく、粗塩を使用することが好まれます。

粗塩は適度な水分を含んでおり、形を作りやすく、湿気に強いという特性があります。

もし粗塩が手に入らない場合は、普通の食塩でも代用できますが、形を整えやすくするために霧吹きで軽く水を吹きかけることが推奨されます。

盛り塩の配置すべき適切な場所

盛り塩は特定の場所に限らず、浄化を望むどこにでも置くことが可能です。

玄関

新居で盛り塩をするなら、まず玄関に注意を向けましょう。

エネルギーは玄関から流れ込むとされており、不要な負のエネルギーを防ぐために玄関に置くことが一般的です。

外側に置くことに抵抗がある場合は、内側に近い場所に置くと良いでしょう。私は玄関の内側に置いています。

水回り

水回りは昔から「不浄の場」とされ、盛り塩での浄化がお勧めされる場所です。

トイレや洗面所、キッチンなどがこれに該当し、そこに盛り塩を置くことで好影響が期待できます。

個人の部屋

特に子供部屋には注意が必要です。勉強の進み具合、学校での人間関係、健康を守るためにも、盛り塩を置きます。

子供部屋だけでなく、寝室などのプライベートな空間にも、四隅に盛り塩を配置することで部屋全体を清めることができます。

リビングなどの共有エリア

家族が一緒に時間を過ごすリビングなどの共有エリアは、家族の円滑な関係や全員の健康、安全を願い浄化するのに最適な場所です。

ここに盛り塩を設置することで、家族への守りと幸せを願うことができます。

盛り塩のタイミングと交換・終了するタイミングについて

盛り塩を行う正確なタイミングや期間について決まりはありません。開始や終了の時期は、個々の感覚に委ねられています。

大切なのは、自分が「今がその時」と感じたときに始めて、浄化が完了したと感じたときに終えても良いということです。

私もこの習慣を続けていますが、理想的には新居に入る前や引越しの荷物が届く前にやりたかったものの、実際には住み始めてから行うことになりました。

塩を新しくする頻度に関しては意見が分かれるところですが、一般的には1週間から2週間ごとの交換が推奨されています。

盛り塩ではなく味噌を使った伝統的手法

地域によっては、新居に引っ越す際、盛り塩だけでなく味噌も用いる風習が存在します。

特に沖縄ではこの習慣がよく見られ、新しい家の「家の神様」への敬意を示すために、塩と味噌をお供えすることが普通です。

家には神様が宿るという古い信仰があり、新居への引っ越し時にはその土地の神様へ「これからお世話になります」と敬意を表する挨拶が大切とされています。

この挨拶を怠った場合、不運が訪れるとも言われており、そのため、盛り塩と一緒に味噌を置くという風習が広まっています。

さいごに

ここでは、盛り塩の正しいやり方や、配置する場所、方法、そして盛り塩を置いておくべき期間に関する疑問点などについてご紹介しました。

快適な新生活を迎えるために、ぜひこの情報を参考にしてください。

また、引越し作業に関する他の記事もお読みいただけると幸いです。

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