引越しの際には、新聞紙が割れ物の保護や箱の隙間埋めにとても役立ちます。
梱包に使うと経済的でありながら効果的なのが魅力です。
しかし、新聞をわざわざ購入するのはコスト面での負担があり、毎日届く新聞をすべて読み切るのは難しく、結果として余分な在庫が増えがちです。
この記事では、追加の出費なしで新聞紙を入手する方法と、その際に気をつけたいポイントをご紹介します。
無料で新聞紙をゲットする5つの方法
無料で新聞紙を手に入れる方法を5つご紹介します。
- 地域の新聞配布所から受け取る
- アパートやマンションの管理人に相談する
- 新聞を置いている店舗からもらう
- 職場から持ち帰る
- 親族や近所の人に頼む
最初のアイデアは、地域の新聞配布所から余分になった新聞をもらうことです。
新聞配布所では、予備として新聞を多く保管していて、日々の配布で余った新聞が積み上がっていきます。
新聞は最新のものが望まれるため、余ったものを売ることはしません。
中には、これら余分な新聞を無料や安価で提供してくれる配布所もあります。
ご自宅近くの新聞配布所に問い合わせて、余分な新聞の情報を得るのが良いでしょう。
無料でない場合でも、「どの程度の価格なら可能か?」と聞くと、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
配布所から入手する新聞は品質が良く、梱包用として理想的です。これが最も推奨される方法になります。
新聞配布所によっては、古新聞を専門に扱う業者と契約している場合があります。
そのため、個人への提供が難しいケースもあるため、事前の確認が必要です。
自宅の近辺にある配布所をピックアップし、何カ所かに問い合わせてみるとスムーズに情報が得られます。
第二の方法として、アパートやマンションの管理者に余った新聞紙を頂くことが挙げられます。
多くの人が住む住宅施設では、使われずに余った新聞紙がたまりがちです。
これらは管理者やオーナーにとっても処分に手間がかかるもの。もし処分しているところを見かけたら、新聞紙を少し譲ってもらえないか尋ねてみるのが良いでしょう。
同じ建物に暮らすメリットを生かして、簡単に新聞紙を手に入れることができるかもしれません。
また、住宅施設からの新聞紙は状態が良好で、引越しの際の梱包にぴったりです。
しかし、管理者が回収業者と契約している場合は、新聞紙の提供が難しくなることがあります。
この状況下で無理に新聞紙をもらおうとすると、管理者との関係が悪化する可能性がありますので、慎重に対応することが大切です。
三つ目の方法は、日頃から新聞を置いている商業施設から新聞紙をもらうことです。
普段利用するお店であれば、なおさら手に入れやすいでしょう。
- コーヒーショップ
- 理容室や美容室
- ファストフード店
- スーパーマーケット
- 漫画カフェやインターネットカフェ
- 銀行
これらの場所では通常、新聞が常備されていますので、常連のお店があれば新聞紙をもらうことを提案してみるといいでしょう。
特に、よく顔を出すお店でスタッフとの良い関係を築けている場合は、提供してもらいやすいかもしれません。
ただし、これらの場所から得られる新聞紙の品質には注意が必要です。
水濡れやシミ、汚れ、タバコの臭いがある新聞は、梱包材として使うには適していません。
不用意に使うと、大切な荷物を汚してしまう恐れがありますので、品質の良い新聞紙を選ぶよう心がけましょう。
四つ目の方法は、自分が勤める会社から新聞紙をもらうことです。
会社で毎日新聞を購読している場合、使われた後の新聞紙が徐々に溜まっていきます。
特に、小さな会社では、自分にとって必要な量の新聞紙を簡単に手に入れることができるかもしれません。
大きな企業では、状態の良い新聞紙を選び出して持ち帰ることが可能です。
直接新聞社から多くの新聞を手に入れることは難しいですが、毎日コツコツと持ち帰ることで、1ヶ月でかなりの量を集めることが可能になります。
職場が新聞を使っている場合は、新聞紙の提供を頼んでみる価値があります。
五つ目の方法は、家族や地域コミュニティを通じて新聞紙を入手することです。
実家に住んでいれば、大抵の場合は簡単に新聞紙をもらえるでしょう。
現在、新聞の購読数が減少傾向にある中でも、複数世帯で生活している家庭や、新聞を読んでいる友人、知人がいるなら、彼らから新聞紙を譲ってもらうことが可能です。
また、近所で新聞を購読している方がいれば、そこから新聞紙を譲ってもらうのも一つの選択肢です。
新聞紙をもらう際には、お礼として何か小さな贈り物をすることで、将来的にも良好な関係を築くことができます。
無料で新聞紙をもらうときの注意点
無料で新聞紙を入手する際に気をつけたいポイントをまとめました。
- 無断で回収された新聞紙を持ち帰るのは避ける
- 許可なく新聞紙を持ち去ることはしない
- 相手に対して敬意を持って接する
資源回収場所や古紙回収ボックスにある新聞紙を無断で持ち帰ることは、絶対にやめましょう。
地域によっては、資源ごみとして出された新聞紙を勝手に持ち去ることが禁止されており、違反すると窃盗罪に問われることもあります。
ですから、資源回収された新聞紙には手を出さないようにしましょう。
資源回収場所以外でも、他人の所有する新聞紙を無断で持ち去ることは適切ではありません。
使用済みであっても、所有者の許可なく持ち去る行為は相手を不快にさせ、信頼関係を損なう原因になります。
新聞紙を手に入れたい場合は、あらかじめ持ち主の同意を得ることが大切です。
新聞紙をもらう際の交渉では、相手に敬意を表して丁寧に話しましょう。
傲慢な態度や無礼な振る舞いはトラブルの元になります。コミュニティ内での評価を下げることにもつながりかねません。
もし断られても、感謝の気持ちを忘れず、理解を求める態度を持つことが重要です。
さいごに
引越しで使う梱包資材、中でも新聞紙を無料で手に入れる方法を紹介しました。
多くの方が不要になった新聞紙の処分に困っている一方で、無断で持ち去る行為は望ましくありません。
礼儀を守り、必ず事前に許可を得るようにしましょう。この方法なら、互いにメリットのある関係を構築できます。
新居での荷解きが終わったあとは、これらの資材が不要になるかもしれませんが、余分な出費を避けるためにも、手近なリソースを賢く活用することが大切です。
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