引越し時のダンボール箱のコストと入手方法、業者提供の枚数についても解説!

引越しをする際に欠かせないダンボール箱は、引越し業者との契約内容によっては無料で手に入ることがあります。

しかし、引越しの規模やサービス内容、料金プランに応じて追加のダンボールが有料になることもあるため、契約を交わす際にはその辺りの詳細をしっかり確認しておく必要があります。

もし足りなくなってしまった場合、自分で追加を調達することになるのですが、どこで買えばいいのか迷うことも多いでしょう。

そこで、この記事では引越しに必要なダンボールの値段や購入先について紹介します。

ダンボールには多種多様なサイズや形状がありますので、自分の引越しの要件に合ったものを見つけることが大切です。

このガイドが、あなたの引越しをよりスムーズに進める手助けとなることを願っています。

引越し用ダンボールの選び方:業者によるサイズの違い

引越しに際してダンボールを選ぶ際は、荷物をしっかり守り、輸送中の動きを抑えるためにも、統一されたサイズのものを選ぶことが推奨されます。

いくつかの主要な引越し業者が提供しているダンボールのサイズを基準に、どのように適切なダンボールを選べばいいのかをご紹介します。

各引越し業者別のダンボールサイズを比較

アート引越センター

私たちの家は何度かアート引越センターのサービスを利用しました。受け取ったダンボールには、主に次の2つのサイズがありました。

  • Mサイズ:幅505mm×奥行350mm×高さ350mm
  • Sサイズ:幅350mm×奥行350mm×高さ350mm

これらは白色で、清潔感がありました。

我が家では、3トントラックでの引越しの際、Mサイズを20枚、Sサイズを10枚受け取りました。

4トントラックを使った時には、最大で50枚までが無料で、それ以上はリサイクルダンボールを無料で利用することができました。

サカイ引越センター

サカイ引越センターを利用したことが一度あります。そこで受け取ったダンボールは次の2つのサイズでした。

  • Mサイズ:幅530mm×奥行350mm×高さ350mm
  • Sサイズ:幅320mm×奥行350mm×高さ355mm

4トントラックでの引越しでは、Mサイズを10枚、Sサイズを20枚受け取りました。

日通

日通からは、次のサイズのダンボールを提供されました。

  • Lサイズ:幅350mm×奥行700mm×高さ350mm
  • Mサイズ:幅517mm×奥行343mm×高さ343mm
  • Sサイズ:幅343mm×奥行343mm×高さ343mm

4トントラック相当の荷物で、JRコンテナ2つ分の量がありました。

L、M、Sサイズをそれぞれ30枚ずつ、合計で90枚受け取りました。

予定では、4トントラック1台と2トントラック1台を使用し、合計で100枚を受け取る予定でした。

アリさんマークの引越し社

夫婦二人での引越しでアリさんマークの引越し社を利用した際には、以下の2つのサイズのダンボールを受け取りました。

  • Mサイズ:幅350mm×奥行520mm×高さ345mm
  • Sサイズ:幅320mm×奥行355mm×高さ345mm

3トントラック分の荷物に対して、MサイズとSサイズをそれぞれ20枚ずつ受け取りました。

引越しに適したダンボールの入手先と価格案内

引越し業者から提供されたダンボールが不足することがあれば、どこでどうやって追加で購入できるかをご紹介します。

ホームセンターでの購入

ホームセンターでは、さまざまな用途に対応する多くのサイズのダンボールを取り扱っています。

野菜や果物を運ぶのに適した厚手のものから、楽器など長い物を入れるのに適したタイプまで、選べる範囲は広いです。

中サイズのダンボールは、一枚200円から300円程度で購入可能です。どのタイプのダンボールを選べばいいか迷った場合は、店員に相談するのがおすすめです。

さらに、大手ホームセンターでは、オンラインでもダンボールを購入できます。

オンラインショッピングでは、5枚セット980円や10枚セット1780円といった、まとめ買いに便利なセット価格での提供がありますので、多数必要な際はオンライン購入が便利です。

郵便局や配送業者のカウンターでの購入

地元の郵便局や配送業者の窓口でもダンボールを購入することができます。

これらの場所で売られているダンボールは配送用に特化しており、引越し向けのものと比べるとサイズや種類が異なりますが、必要な数だけ手軽に手に入れることができるため非常に便利です。

店舗が近くにある場合は、ぜひ利用してみましょう。

郵便局
  • ゆうパック箱 特大サイズ(幅445mm×奥行345mm×高さ340mm):380円
  • ゆうパック箱 大サイズ(幅395mm×奥行315mm×高さ225mm):220円
クロネコヤマト
  • クロネコボックス サイズ12(幅380mm×奥行530mm×高さ290mm):230円
  • クロネコボックス サイズ14(幅400mm×奥行600mm×高さ400mm):330円

オンラインでのダンボール購入

インターネット上にはダンボールを専門に扱う多くのショップがあり、大量に購入する場合はホームセンターを利用するよりも費用を節約できることがあります。

引越しに適したサイズのダンボールをセットで販売していることが多く、外出が難しい場合にはオンラインでの購入が便利です。

ただし、引越しの繁忙期には配送が遅れることがあるので、早めに手配することをお勧めします。

引越しに適したダンボール箱の選び方:サイズごとの荷物の整理術

市場には様々なサイズのダンボール箱があり、どこで購入するかによっても若干の差があります。

通常、宅配便での送料計算に使われる「幅+高さ+奥行」の合計を基に、S、M、Lの3つのサイズ分けがされており、各サイズに最適な荷物の種類をご案内します。

Lサイズ 140サイズ(約幅700mm×奥行420mm×高さ310mm)

軽くてかさばるアイテム、例えば衣類やぬいぐるみなどが該当します。

Mサイズ 120~130サイズ(幅600mm×奥行350mm×高さ310mm)

衣類や布製品など、比較的軽量でかさばるものに適しています。

Sサイズ 100サイズ(幅270mm×奥行380mm×高さ290mm)

重量があるか、壊れやすい物品、本やCD、小型キッチン機器、文房具などの小物に適したサイズです。

引越し業者によるダンボールの配送タイミング

引越し業者との契約が完了すると、引越しに必要なダンボールは事前に配送されます。

ダンボールは紙でできているため、雨や風で損傷しないよう、自宅にいる時に直接受け取ることが大切です。

屋外、特に玄関前に置かれることなく、直接の受け取りを心がけましょう。

ダンボールを受け取るベストなタイミング

荷造り開始予定日に合わせてダンボールを受け取ることが最も望ましいです。

ただし、引越しシーズンのピーク時には普段よりも早めに配送されることがあるため、通常は引越しの1ヶ月前から遅くとも2週間前には配送されるように手配されます。

見積もり時のダンボール提供提案への対応

自宅で見積もりを受ける際に、「今すぐダンボールを置いていきましょうか?」と提案されることがあります。

このような提案は契約を見越してのものなので、他の業者からも見積もりを取る予定がある場合は、はっきりと断ることが大事です。

なぜなら、一度受け取ってしまったダンボールの回収には費用がかかったり、送料を自分で負担しなければならないことがあるからです。

引越し業者の営業担当者も忙しい時期は一日に多くの見積もりを行いますが、営業所から遠い場所へダンボールを前もって置いていくのは負担です。

しかし、契約前にダンボールを置く行為は業界ではマナー違反とされているため、そういった提案をする業者に対しては注意が必要です。適切に対応しましょう。

引越し後、ダンボールの回収は可能?

引越し作業が終わり、新居での荷解きが始まると、使い終わったダンボールが次々に出てきます。

一部の引越し業者では、引越し完了から一定期間(たとえば3か月以内)に限り、使用済みのダンボールを無料で回収するサービスを実施しています。

引越しの見積もりを取る際には、このサービスの有無を確認しておくと良いでしょう。

ただし、ダンボールの回収に費用がかかる場合もあるので、注意が必要です。

もし引越し業者が回収を提供していなかったり、無料サービスを利用しなかったりする場合でも、自分でリサイクルセンターやダンボール回収の場所に持ち込むことができます。

使用後のダンボールが邪魔になった場合は、自分で素早く処分できるので心配無用です。

さいごに

引越し用ダンボールの処理について 一般的に、引越し業者からはダンボールが無料で提供されることが多いですが、必要とする枚数やサイズに不足がある場合も考えられます。

そんな時は、この記事で紹介した購入場所や価格の情報を参考にして、引越し準備を円滑に進めましょう。

引越し準備は手続きや作業が多岐にわたり大変ですが、計画的に行えばストレスを最小限に抑えられます。

少しだけ段ボールが足りないから、買うのではなく無料で手に入れたい!という方は、こちらの記事も参考にしてください。

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